映画「ムーンライト」はつまらないという意見が多い。その原因は、、、?
こんにちは!ユースケサンタマルタです。ちょっと前に話題になった「ムーンライト」を今更ながら観たんですけど、ちょっとあまりにも期待外れだったので感想を書いてみました。どういううところがこの映画の面白いところなのか他の人の感想も聞いてみたいくらいです。
あらすじ
マイアミの貧困地域で、麻薬を常習している母親ポーラ(ナオミ・ハリス)と暮らす少年シャロン(アレックス・R・ヒバート)。学校ではチビと呼ばれていじめられ、母親からは育児放棄されている彼は、何かと面倒を見てくれる麻薬ディーラーのホアン(マハーシャラ・アリ)とその妻、唯一の友人のケビンだけが心の支えだった。そんな中、シャロンは同性のケビンを好きになる。そのことを誰にも言わなかったが……。
予告編とかあらすじはざっとこんな感じです。映像がすごく綺麗だし、あの大ヒットした「ラ・ラ・ラ・ランド」を抑えてアカデミー賞を受賞したことから前評判も良かったのでどんな面白い映画なんだろうと期待して観てみました。僕意外にもそういう人は多かったのではないかと思います。
正直、僕にはそこまで面白だが分からない作品でした、、、
(↑よく見たら少年・青年・成人の3つの時期のシャロンの写真を合成して一枚になっているんですけど気が付きましたか?」
ネットでも「ムーンライト」があんまり面白くなかったという感想の人が結構いるみたいですね。正直、僕にもあまりこの映画の面白さが良く分からなかったです。確かに映像は物凄く綺麗だし、ストーリーも最初の序盤は作品に引き込まれるような入りだったと思いますよ。
特に、主人公のシャロンが幼いころから自分がゲイであるかもしれないという不安や恩人であるホアンが麻薬ディーラーであることを知ってしまい幼い子供ながらに傷ついてしまうシーン、ホアンが死んでしまって日常がさらに最悪になってしまうといったシーンなんかはとても繊細に描かれていてこの作品の良かったところだと思います。
なんていうかこの映画は物語の目的というかゴールが無いんですよね。観た人も結局この映画ってどういう話だったのかということが分かりづらく、「ん??これで終わり??」という状態に陥ってしまうのだと思います。
そして、物語の一番の山場もないのでイマイチ盛り上がりに欠けてしまいます。このあたりが「ムーンライト」が万人受けしない理由ではないでしょうか?
まとめ

アカデミー賞受賞作品だからといって「ラ・ラ・ランド」のようなハッピー系感動ストーリーを想像すると間違いなくがっかりするでしょう。多分、恋人と一緒に見て盛り上がるような作品でもないです。
残念ながら僕にはこの映画のどこがアカデミー賞を受賞するに至ったのかよく分からなかったので、映画を見てここが感動したという人がいたらぜひ教えて欲しいです。