大手証券と中小証券の違いについて簡単にまとめてみた

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大手証券と中小証券の違いについて簡単にまとめてみた

こんにちは!
ユースケサンタマルタです!

今回は大手の証券会社とそれ以外の中小証券会社の違いについて
書いてみました!

大手とそれ以外の証券会社の違いといわれると
ネームバリュー以外では
意外と思いつかないのではないでしょうか?

就活生にも参考にしてもらえるように
できるだけ分かりやすく書いてみたいと思います!

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1、まずはどこが大手と呼ばれているのか?

・野村証券
・大和証券
・三菱UFJモルガンスタンレー証券
・みずほ証券
・SMBC日興証券

の五つが大手証券と位置付けられていて
世間一般で認知度が高い証券会社ですね。

バブルの時に経営不振や独立資本でやっていけなくなり
どことも合併せずにやってきたのは
この中では野村証券だけになります。

今でこそ大和証券も独立系証券会社とうたっていますが
一昔前はSMBCと一時期くっついていました。

銀行とくっついている証券会社は
銀行顧客を同一系列の証券会社に
紹介するといったことが多いようです。

メガバンク系は銀・証連携をうたい文句に
営業をしていたり
会社説明会でも強みとして就活生にアピールしていますね。

2、投資銀行部門があるかないか

大きな違いは投資銀行部門があるかないかです。
大手証券会社はすべて投資銀行部門があります。

それ以外の証券会社は投資銀行はないか
あっても大手に比べると圧倒的に小さく
大手には太刀打ちできないくらいの規模。

中手証券は基本的には海外展開せずに
日本国内での営業活動に専念しているのが特徴です。

投資銀行部門があるかないかという点は
結構大きな違いがあります。

上場企業の社債の発行を引き受けたり
公募増資で追加の株式の発行を引き受ける
新規公開株を引きけるといったことを
投資銀行部門はおこなっています。

投資銀行部門がないもしくは規模が小さいということは
投資家にとって魅力的な商品を仕入れられない
もしくは仕入れられても他社からの引き受けなので
数量が少ないといった点から
投資家にとって魅力的な商品を営業が武器としていかせないといった
ハンデを背負うことになります。

3.顧客層とターゲットの違い

Silhouette of businessman sit on chair and hold a cigar and looking at the city in night.

大手証券会社とそれ以外の証券会社では
顧客層が圧倒的に違います。

大手の証券会社は
上場企業の社長や
中小企業のオーナー
開業医、地主、法人といった方々がメイン顧客として挙げられ
数億規模の個人資産や法人資金を持っているを相手に取引をしています。

また大手証券は取引年齢のコンプライアンスが厳しく
75歳以上の顧客にしては提案をできない
また一定の預かり残高がない顧客に対しては
担当がつかず電話もカスタマーセンターに回すなどがあるようです。

また法人運用にも力を入れていて
数億~数十億の会社のお金の運用を担当していることが多いです。

社長の個人資産、法人の資産運用を
一緒に担当するといったのがパターンとして多いようですね。

また中小証券会社は言い方は悪いですが
大手が相手にしていない客層ですので
資産の質が違います。

数億、数十億規模の取引は無いわけではないですが少ないようです。
もっとも営業マンがお客様に気に入られれば可能性はあるかもしれないのが
証券営業です。

まとめ

簡単にまとめてみましたが
投資銀行部門があるかないかと
顧客層の違いが
大手証券と中小証券会社の大きな違いです。

商品戦略などでも実は違う点があるのですが
細かくなってしまうので
また機会があったら書いてみたいと思います。

もっとも大手証券も中小証券も
会社の規模に見合った個人の数字の割り振りがあるので
営業マンの仕事の大変さは大差ないと思われます。。。