大統領選挙で結局どっちが勝とうが米国株は上がるのではないかという話。

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大統領選挙で結局どっちが勝とうが米国株は上がるのではないかという話。

こんにちは!ユースケサンタマルタです。いよいよ2020年が始まりましたね!

2020年と言えば今年はついに米国の大統領選挙の年になり、間違いなく今年の注目テーマとなります。

僕が証券会社に入社したのがトランプ大統領が就任した大統領選挙の年で、入社して一番株価が上昇した年でした。大統領選挙というのは株価の上昇が期待できる年でもあるんです。

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振り返ってみると前回選挙ではトランプが就任したら株価は暴落するとまで言われていた。

 

2016年前回の大統領選挙では対抗馬の民主党ヒラリー・クリントンが間違いなく当選するだろうと言われ、もしトランプが当選したら相場は暴落すると言われていました。

実際、開票のときは日本株市場が開いていたと記憶していますが日経平均は1000円越えの下落でした。

しかし、いざNY市場が開いてみると日本市場とは全くの真逆で大幅に反発。翌日からの日本株相場も上昇相場入りとなりました。

過去のダウインデックスのチャート

過去のダウインデックスの値動きが↑のチャートです。

基本的には米国株は右肩上がりで上昇トレンドが続いており、史上最高値を更新し続けています。

これからも米国株相場の上昇トレンドが継続すると想定するとすると、次の大統領選挙でトランプ大統領が勝とうが負けようがあまり関係ないと思います。

ちなみに前回大統領選後に米国株が大きく上昇することになったきっかけは大幅な減税とメキシコとの国境に壁を建設することによる経済効果期待でした。

米国株全体は上昇することが想定されるものの、セクターでは差が出てくると予想

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米国株全体としては上昇することが想定されます。

しかし、その中でも上昇が大きい銘柄とそうでもない銘柄というのが出てくるというのが僕の考えです。

前回の大統領選挙後の上昇から見てみると、メキシコとの国境に壁を作るという国策(結局のところ全く建設は進みませんでしたが)に関連する建設株や素材関連銘柄が大きく上昇しました。

日本株でもヤマシンフィルタがメキシコの壁関連で大きく上昇しましたね。

このように次期大統領の掲げる公約・政策に関係する企業の株価は上昇が期待できると思います。

また、共和党の支持団体は石油、電力、鉄鋼などの大企業が中心です。一方、民主党はIT新興企業になります。

両党とも自分の支持団体に対して有利な政策をとることが多いため、このあたりが株価の上昇に影響してくるのではないでしょうか?

といってもここ数年のダウ平均とナスダックの比較からITサービスセクターの上昇が著しいのは明らかなんですけどね。

まとめ

結論をまとめると次の大統領選挙で大統領が誰になろうと米国株が長期上昇トレンドが続いている限りは上昇すると僕は考えています。

そもそもどうして米国株が上昇し続けているのでしょうか?この疑問については金融機関の営業マンやファンドマネージャーなど各々色んな考えを持っていると思いますがおそらく正解は無いと思います。

なぜなら米国株の上昇の根拠を裏付けることが出来るだけの材料がないからです。

個人的には全体相場はエリオット波動によって動き、フラクタル構造を繰り返し上昇トレンドが続いていると考えています。(米国株の上昇が続く理由の解釈は人それぞれでいいと思います)