高パフォーマンス!森林ファンドへ日本で投資することはできるのか?
こんにちは!ユースケサンタマルタです。今日は金融関係の本を読んでいて日本では馴染みのない森林ファンドについて興味深いことが書いてあったので調べてみました。

できることなら投資しておきたい。
森林ファンドとは?

森林ファンドは簡単に説明すると
森林(山・農地も含む)を投資対象としてとらえて投資し、
木材や資材の収穫によるインカムと
森林そのものの値上がりによるキャピタルゲインを狙った投資ファンドです。
インカムとキャピタルで2度おいしい。
日本にはあんまり馴染みがない投資手法ですが、
アメリカを中心とした欧米の機関投資家の中で注目されている戦略であり
これからの市場拡大も見込まれているそうです。
近年、海外を中心とした資産運用業界では
株や債券といった伝統的な投資対象だけではなく
不動産、未公開株、実物資産といった非伝統資産への投資も
リスク分散の一環として拡大しています。いわゆるオルタナティブ投資。
森林への投資もその一環で
始まりは1980年代と比較的新しい運用スタイル。
大企業が不要な資産を整理し
切り捨てていった過程で
機関投資家が目を付けたというのが始まりのようです。
運用業界では有名なハーバード大学も
森林ファンドで一部運用しているとか。
メリット
森林に投資をしているため株式市場との相関性が低く
比較的安定して高いリターンを出しています。
年率30%という高いリターンを出している
ファンド(アメリカの)もあるそうです。
30%ってすごくね?
デメリット
株と違って活発な流通市場があるわけではなく
流動性が低いというのがデメリット。
住宅市場の需要に資材価格が左右される。
植林→伐採→加工→植林→・・・・・と
循環サイクルを繰り返しパフォーマンスをあげていくため
長期的なスパンで運用を考えなければいけない。
日本で投資することはできるのか?

森林ファンドを何とか日本で
投資することが出来ないか調べてみました。
日本で森林ファンドを運用している会社はないようです。
K2 Investmentという会社が唯一
海外のファンドへの投資を仲介しているみたいですが
この会社は無登録でファンドの斡旋をしていたため
行政処分されたという過去があるのでちょっと心配。
辞めといたほうがよさそう。
機関投資家向けにサービスを提供している
運用会社は見つかりましたが
個人投資家が森林ファンドに直接投資することは難しそうです。
まとめ
パフォーマンスが良好なため
プロの投資家たちが注目している森林ファンドですが
現状では日本国内に森林ファンドを取り扱っている販売会社はないみたいです。
残念!
海外の販売会社なら
個人も投資することが出来るかもしれませんが
税制とかも注意しないといけないですね。
英語さえできれば
もっと海外のファンドを調べることができるのに!と思った筆者でした。
今後も森林ファンドに投資することができないか
個人的に調べていきたいと思います。
日本から海外の森林ファンドに投資する方法が
見つかったらブログで報告したいと思います!