テニスが分からない人もこれを読めば男子プロテニスが分かる!これまでのツアー遍歴

こんにちは!ユースケサンタマルタです!実は僕、中学から高校までテニスをやっていて今でもテニス観戦が趣味なんです。最近では日本人テニスプレーヤーの錦織圭が活躍していることもあって、以前よりもテニスに興味を持った人も多くなってきたなあと感じます。
せっかくならもっとテニスのことを知ってもらえるように、これまでの世界のトッププロ選手のツアー争いの遍歴をまとめてみました。
まだ、テニスをそんなに詳しく知らない人も読んでもらえればもっとテニスを楽しんで貰えるはず。
フェデラー1強時代(2004年~2008年くらい)

現在もトッププロとして活躍しているフェデラーだけど、この頃は神がかっていてヤバかった。
何がヤバかったかっていうとフェデラーを止められる選手が誰もいなくって完全にフェデラー1強時代になっていたこと。
2004年~2008年の237週連続で世界ランク一位をキープして、これが最長記録になっているくらい強かった。2004年より前は世界ランク一位の争奪戦みたいになっていたが、最終的に制したのはフェデラー。
これまでプロ選手でもネットプレーとストロークがどっちも上手いテニス選手はいなかったが、フェデラーが出てきてから両方のプレーができて当たり前みたいになった。
その意味でテニスの常識と歴史を変えたといってもいい。
ナダルが頭角を現してきて2強時代と言われるようになる

今もプロで活躍しているラファエル・ナダルが2008年頃から急速に頭角を伸ばし、フェデラーを世界ランク一位の座から引きずり下ろす。といっても4年間も世界ランク一位を維持し続けたフェデラーは十分すごい。
この頃、世界ランクが一位じゃなくなっただけでフェデラー引退説がささやかれていたが結局今日までプレーしている。
アマチュアでもこのナダルのトップスピンにあこがれる人が増えて彼の打ち方とかを真似る人が増えた。テニス雑誌もナダルのようなトップスピンの打ち方みたいな特集ばっかりだった。
ちなみに僕がテニスに夢中になっていたのもこの時期で、当然トップスピンをかけまくるスタイル(笑)
マレー・ジョコビッチの出現により4強時代に突入!

前から注目されていたもののナダル、フェデラーには中々勝つことができなかったマレー、ジョコビッチの2人が頭角を現すようになりツアーが混戦状態に。この4人がダントツの強さを誇り、トーナメントで4人とも端っこの正反対に配置されても準決勝でこの4人が揃うのが定番になっていた。
ジョコビッチ1強の時代が来るもケガで離脱

4強の中でもジョコビッチが圧倒的な強さでツアーを制し、2014年~2016年まで世界ランキング1位をキープ。安定した強さで王者の座を渡さなかった。しばらくはジョコビッチの時代だったがケガにより離脱。
これまでのグランドスラムの優勝者
2010年からの4大大会の優勝者をまとめてみるとこんな感じ。
ほとんどがフェデラー、マレー、ジョコビッチ、ナダルの4人で優勝争いをしている。しかもこの構造は10年くらい変わっていない。
全豪 | 全仏 | 全英 | 全米 | |
2010 | フェデラー | ナダル | ナダル | ナダル |
2011 | ジョコビッチ | ナダル | ジョコビッチ | ジョコビッチ |
2012 | ジョコビッチ | ナダル | フェデラー | マリー |
2013 | ジョコビッチ | ナダル | マレー | ナダル |
2014 | ワウリンカ | ナダル | ジョコビッチ | チリッチ |
2015 | ジョコビッチ | ワウリンカ | ジョコビッチ | ジョコビッチ |
2016 | ジョコビッチ | ジョコビッチ | マレー | ワウリンカ |
2017 | フェデラー | ナダル | フェデラー | ナダル |
2018 | フェデラー | ナダル | ジョコビッチ | ジョコビッチ |
まとめ

ここ近年の男子プロテニス界の動向を簡単にまとめてみました。
錦織選手も近年グランドスラムでいいところまで進出していますが、中々この4人を壁を超えることが出来ていないのが現状です。グランドスラムを制すためには彼らと絶対どこかでぶつかると考えた方がいいでしょう。
この記事で少しでもプロテニス界のことを知ってもらえたら嬉しいです。