「オルタナティブ投資入門 ヘッジファンドのすべて」書評・レビュー

書評

「オルタナティブ投資入門 ヘッジファンドのすべて」書評・レビュー

こんにちは。ユースケサンタマルタです!今日は山内英貴さんの「オルタナティブ投資入門 ヘッジファンドのすべて」という本を読んだので感想を書いていきたいと思います!

また、筆者の山内英貴さんはGCIアセットマネジメントというヘッジファンドを設立し運用している方です。日本ではあまりなじみのないオルタナティブ運用を取り入れた投資信託を運用しておりユニークな運用会社だと思います。多分、日本でオルタナティブ投資を投資信託で運用することができるのはここだけじゃないでしょうか?

高パフォーマンス!森林ファンドへ日本で投資することはできるのか?

スポンサードリンク

どんな本なのか?

これまでの資産運用革命から近年話題にあがるヘッジファンドがどのような運用戦略をとっているのかといった内容が解説されています。この本を読むことによって、普段謎に包まれているヘッジファンドの全体像をつかむことが出来ると思います。

序章からはこれまでの資産運用の歴史から振り返り、ヘッジファンドの成り立ちと潮流、そしてヘッジファンドの運用手法、業界の変遷といった流れで書かれています。具体的な金融工学の解説がされているとかではありません。簡単にですがどんな運用をしているのかということをザックリと掴むことができます。

金融機関に勤めている人にも参考になる一冊だと思いますよ!

感想・レビュー

ヘッジファンドがどのような運用戦略をとっているのか?ということをつかむのに非常に役にたったと思います。正直、この本を読んだところで我々個人投資家が資産運用にヘッジファンドの運用戦略をマネすることはできないのでどうこうということはないのかもしれません。ただ、近年の相場の大きな変動などにヘッジファンドが何かしら絡んでいることも多く無視できない存在であるため知識を身につけておいて損はないと思いますよ。僕はこの本を読んでヘッジファンドがどんな運用をしているかといったことや、最近になって注目されているオルタナティブ投資、これまでのヘッジファンド業界を襲った事件やこれからの業界の動向など知ることができてワクワクしながら読むことができた一冊でした!