【感想】左利きのエレンは心に刺さる作品で面白いのでおすすめです

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【感想】左利きのエレンは心に刺さる作品で面白いのでおすすめです

こんにちは!ユースケサンタマルタです。突然ですが、左利きのエレン読みました。

正直、左利きのエレン舐めてました。メチャクチャ面白い作品です。

いろんなところで名前は聞いていたので知ってはいましたが、Amazon ultimateで読み放題無料だったので読んでみたら久々に心にグサッとささる漫画でした。

多くの人に読んで欲しいので余韻に浸りながら感想を書いていきたいと思います。

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あらすじ

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天才になれなかったすべての人へーー。朝倉光一は、大手広告代理店に勤める駆け出しのデザイナー。いつか有名になることを夢みてがむしゃらに働く毎日だった……。もがき苦しむ日常の中で、高校時代に出会った天才・エレンのことを思い出していた。

         引用: MANGA ZERO 『左利きのエレン』より

ぶっちゃけこの漫画、絵がメチャクチャ下手。高校生の美術部に所属している子の方が上手いんじゃないかっていうレベルで。

ただ、絵が下手なのが全然気にならないくらいストーリーがしっかりしていて面白いです。

漫画の面白さは絵は関係ないということを教えてくれる作品です。

世の中のサラリーマンにはきっと刺さるであろう作品

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この作品がなぜここまで注目されているのかというと、おそらく世の中のサラリマンの琴線に触れる作品だからだと思います。

主人公の同級生・エレンは天才アーティスト、一方主人公の光一は天才ではなく広告代理店の商業デザイナーです。

エレンのような天才は自分が書きたい作品を書くだけで世間が勝手に評価してくれます。

しかし、主人公の光一はデザイナーであるものの天才ではなくありふれた量産型デザイナーであり代わりの利くサラリーマンに過ぎません。仕事ができる・できないの差があるにしろ替えが利いてしまうのです。

世の中のサラリーマンはほとんどが替えが利いてしまいます。主人公の光一は凡人ではない何者かになりたかったものの、何者にもなることが出来ず葛藤し苦悩します。

きっとみんな夢とか希望を持って就職したり、社会に出たはずなのに自己実現をすることが出来て何者かになることが出来るのはほんの一握りの人間です。

この漫画が人気となったのは多くの人間が直面するであろう夢と現実のギャップを描き、共感を呼んでいるからではないでしょうか?

心に突きささる名言多数!

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僕がこの作品が好きになったのは気に入った名言がいくつかあったのも理由です。

このあたりは読んだ人にしか分からないと思うので、ぜひ読んでみてください。

ちなみに僕は第3巻15ページの

学長「自分の人生がいつはじまるかなんてわからねぇ・・・ 何かを得たときにはじまる人生もある。何かを捨てたときにはじまる人生もある。そればっかりはお前ら本人にしかわからねえんだ」

光一「わ・・わかんないっスそんなの・・・ただ・・始まっていないってことだけはわかるんだ・・・」

学長「わかるよ。 はじまったらはじまった時にわかるよ  悩んでもがけ人生が始まる日まで」

というシーンが一番好きです。分かる人にはわかるよね。

まとめ

左利きのエレンほんとに面白いのでおすすすめです。

僕は原画版ですっと呼んでますが、絵がきれいになったリメイク版も出版されていますよ。

ワンパンマンと同じパターンですね。